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2010-05-24

2010-05-24

第40話 合掌礼

日本で挨拶といえばお辞儀をするのが普通ですが少林寺拳法では両手を合わせて両肘をやや張り、指先を目の高さまで挙げた合掌の形で行います。

封建制度がとられていた時代は身分制度が厳しく、身分の低い立場の人は平伏し仲立ちを介して話をしたり時には顔さえも見ることが許されない時代でした。
勿論今日ではこのようなことはありません。身分に関係なくお互いを尊重し合う心で互いにお辞儀をして言葉を交わします。

国によっては握手をしたり抱き合ったりまた頬ずりをしたりと挨拶の仕方は様々です。スキンシップを通じてフレンドリーな関係を築くのは素晴らしい文化ですが、日本の折り目正しい礼儀作法は美しさと同時に厳粛な雰囲気を感じさせます。
特に日本古来の剣道、柔道、合気道などの武道の礼式を見ていると静かな物腰の中に凛とした緊張感が漂い、西洋から入ってきたスポーツには見られない威厳さえ感じられます。

一方、少林寺拳法では先に述べたように合掌礼で挨拶を交わしますが日本武道が禅や儒教の影響を受けて精神性を高めた礼儀作法が行われているように少林寺拳法もまた禅の影響を強く受けた礼法をとっています。というより禅の修行そのものが現代社会に活かされる形で易筋行・座禅行を伴う少林寺拳法という形で復元されたものであるといえます。

出身や身分、学歴、職業に関係なく人としてお互いが尊敬しあい、立場を理解し合って自らを高めると同時に社会全体が豊かで暮らしやすいように互助精神をもって生きていこうというのが少林寺拳法の考え方でありそれを形で現したものが合掌礼です。

そのことを思えば修練時には、ダーマへの信心帰依と修行の場である神聖な道場と同じ志をもって修行に臨む拳士達に対し、一人一人がもう少し心を込めて合掌礼を行うようにしたいものです。

いつも行うこの礼式がいつか馴れ合いになり単に手を上げ下げするだけで自分の心を相手に届けようとしない合掌礼が時々指導者の中に見受けられるのはとても残念に思います。


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