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2010-10-24

2010-10-24

第156話 調和力⑥

稽古が終わった後は、いろいろと反省点があります。
昨日、児童館で行った大会練習での出来事です。

気がつくとリョウジくんが練習をしていません。相手のトオイくんは困って私にそのことを言いに来ます。
リョウジくんに練習するように促すのですがどうしてもしてくれません。
大会前の30日土曜日は福知山市スポーツ少年団の45周年記念式典があり、その席で少年茶帯の団体演武をすることになっていますのでその練習を優先させることにして放っておきました。

やがてそれが一段落したので、リョウジくん、トオイくんを呼び寄せ演武をやらせることにしました。
それでも気乗りしないリョウジくんは嫌々やっているのが目に見えています。
合掌礼は姿勢も手の位置も動作もいい加減で気持ちが入っていません。
そこで、何とか気持ちを切り替えさせて今日は無理でもせめて次の月曜日の練習ではちゃんとするようにと一つ仕掛けてみました。

合掌礼の挨拶はわざと野太い声を出して、「こう言うんだ!、お願いします!」「さあ、言ってみろ!リョウジ!」
その野太い声にちょっと驚いたようでしたがとても子供にそんな声は出せません。トオイくんは笑っています。
そんな声を出すのは恥ずかしいという顔をしてなかなか乗ってきません。それには構わず何度も同じことを繰り返すとやっと顔が和んできて笑顔が出てきました。
周りには茶帯が集まってきて私達のやりとりを見て大笑いしています。それでやっと笑い転げるようになりました。

やれやれ、ようやく第一段階突破です。

何とか演武をするようになったので取りあえず最後までやらせてみました。
でも力が入らず投げやり的な動作です。手刀を打ってもただ手を振り下ろしているだけでだら~としていて力がありません。
「こうやってビシッと止める!」と何回かやらせると何とか分かったようです。
「そう、技は出来てるんだからそうやると力強くていいぞ、次の練習ではそこを練習するんだぞ」といって練習を終えました。

まあ、今日はあんなものかと自分なりに納得。

でも、あとでよく考えてみると「何故練習を嫌がったのか?」という疑問が浮かんできました。
練習が始まるまでの時間はバスケットをして元気に遊んでいたようでしたし・・・。
それなのになぜ?

振り返ってみると、みんなとバスケットをしていたわけではなく何かみんなと馴染めないところがあったのでは・・・。
そう思うと、彼がもっと道場に馴染むようなことを配慮してあげないといけなかったのでは、と考えさせられました。

自分の居場所、一緒に稽古できる相手、遊べる友達など、そんなところでつまづいていたのではないか。
練習以前の彼の気持ちにもっと配慮してあげるべきだったのではと大いに反省させられました。

子供達にとっては案外こんな所が一番大事なのかも知れません。


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