2010-12-13
2010-12-13
第182話 今年もあと少しで
モタモタしている間に残すところ後二回で今年の稽古も終わりですね。
23日の木曜日は武道館柔道場で発表会をやります。
と言っていたのですが、準備が整わないので参観日的な行事になってしまいそうです。
それでも少年部を3グループに分けて団体演武をすることにして今日から稽古を始めました。後二回でどこまでできるか楽しみです。と言うのも課題をこなすのは全て子供達に任せてあるからです。
リーダーの決め方、整列の仕方、全体をバランス良くまとめるための工夫、入場から退場までどうするか、技を知らない新入門者をどうするかなどやることが山ほど有ります。
その他に二人でやる組演武もしなくてはなりませんから大忙しです。上手く切り抜けられるでしょうか?
初日の今日は誰がリードして、どんな風な行動をとるのか観察させてもらいました。すぐに並んで演武を初めた3班。最後までリーダー不在でもたついた10班。標準的なスタートだった2班とそれぞれでした。
体験入門している三人もそれぞれの班に振り分けてありますのでそこをどうするかが最大の難関です。
ヒントとして班を二つに分けてリードする役割を果たすグループとよく分からない小さな子を指導するグループに分け、一定のレベルに上げながらもう一方で完成度を高めておいて引き上げるやり方もあります。
また、出来ない子供の側には引っ張り役を置くのもいいでしょう。一緒に動きながら引っ張っていけば上手くいくかもしれません。みんなで考え工夫して欲しいものです。
この短い期間で精神的な結びつきをつくるきっかけが出来ればいいと思っています。
当日は普段の稽古も行い、その中で団体演武と組演武を出来ているところまで発表してもらいます。稽古してきた飛び受身に誰が挑戦するか、そしてどこまで出来るか、も楽しみの一つです。頑張って欲しいですね。
もう一つ。願わくば保護者の皆さんと子供さんとで力を使わずに相手を転がす技を是非やってもらいたいものです。転がれる服装で気楽にお出で下さい。ぜひやりましょう!!!