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2011-10-28

2011-10-28

第274話 それぞれの想い

いつもながら、大会練習の中では新しい発見が多々あります。

普段気付かない子供達の向上心や底力。運動能力の発達や意識の変化。

そして・・・その他いろいろ(*⌒―⌒*)))

例えば

最初は出場を辞退していた中学生のアキヒロくん。
それが何を思ったか急に出場すると言い出し(理由は想像できますが)
初めての相手であるソウタくんと演武についてあれこれと相談しながら
真剣に取り組んでくれました。

ソウタ君もどちらかと言えばおとなしい動きをする子供です。
(力はあるんですが動きとしての力強さがなんいです)

ところが・・・・・
アキヒロ君の「教育」が良かったのかこれまで見たこともないような真
剣さと動き。

↑ ↑ あははっ、気を悪くしないで下さいねぇ。(^^;)

そこには先輩、後輩の意識があるのかもしれませんがアキヒロくんの説
明を素直に聞いて何度も繰り返している彼の姿を見ました。


スゴイ!


考えさせられました。
私が指導したとして、果たしてあんな風にやってくれるだろうか?
説明をあれほど真剣な眼差しで聞いてくれるだろうか?

と。


演武自体の出来不出来よりも彼らが見せた二人の関係。
心を一つにして演武に取り組んでいる二人。
いいものを作り上げようと細かい部分まで打ち合わせしているその姿を
見て何が彼らをそんな風にさせているのか考えさせられました。


大会の演武指導では基本的に中学生以上は指導しません。
自分たちから聞きに来ない限り指導しないようにしています。
基本的なことは小学生の時にしており中学生になればもう受動的立場か
ら能動的立場に変わって欲しいと思うからです。

そんな私の想いを彼らが行動して見せてくれました。

その光景は私の中で輝いています。

似たような事例がもうひとつ。

初めて出場するタカセくんの話。
いろいろと情緒的な事情(ちょっとオーバーかな?)があって普段の稽古
も休みが多い子供です。


細かい話は端折りますが、真面目さ素直さと同時に楽な方に逃げる性格も
あります。

大会への出場も嫌がってましたが何とか「出場する」というところまでこぎ
着け練習もしたんですが、イザとなるとやはり「出場したくない」と言いだし
私としては大ショック。

話を聞いてみると、緊張で胸が苦しくなり、辛くなるようです。


大会は「賞」を目指すだけのものではない、といつも言っているように大会に
はそれぞれ自分を変えるための「場」でもあるのです。
みんなの前に出られないのであれば「出る」きっかけをつくる「場」にもなる
のです。

私でさえもアトラクションに出場するかどうか迷いますし、自信がなければ
「出ない」で済むように「逃げ道」を用意しておきます。

臆病ですからね、以外と。
というよりも私のアトラクションは道院長としてあんなことしていいのか?
と疑問視されるようなふざけた物もあり、内心躊躇わざるを得ないのですが。


しかし、それを「やるか」「やらないか」を自分の心に任せます。
「どちらを選択してもいいんだぞ」と問いかけ、逃げるか逃げないかをギリ
ギリまで問い詰めます。

結果的に逃げたことはないんですが・・・・反省はしてます、ハイ。

そんな訳で自分を鍛える場でもあるのです。

と、電話でもこんな内容も含めてあれこれ話をして、とにかく道場まで来てと。
練習できなくてもいいから、すぐに帰ってもいいから、道場まで来てみてと。

家にこもると外へ出るのが億劫になります。
まずは家から一歩外に踏み出す気持ちができたらいいな、と。

で、

来てくれましたぁ!!

正直ホッとしましたね。
道場まで来ることがどれ位勇気がいったかどうか。
私たちにとって何でもないことであっても彼には心の葛藤があり相当の思い切りと
勇気が要ったに違いないのです。
もう少林寺拳法をやめたいとも言ってたんですからね。

練習回数が少ない分、大会当日までどれだけの仕上がりになるか分かりません。

でも、今の自分ができることを出来るところまでみんなの前でやってみる。

それが彼の新しい第一歩に繋がればこれほど素晴らしいことはありません。

無事に大会に出場できたらみんなで大きな拍手を送ってあげたいと思っています。

お母さんも、私たちもみんなで応援してますからね。

(゚ー^*)V

そんな訳で、大会練習でのこぼれ話・・・じゃなくて
普段の稽古で気がつかない子供達の関係や心の奥にへばり付いている想いを
知らされた大会練習でした。

修行者に求められるのは結果ではなく、
迷い、つまずきながらも前向きに生きていく姿
かもしれません。


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